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iPhone vs Android:アプリ開発が簡単なのはどちら?

      2014/09/25

iPhoneとAndroidで、アプリ開発が簡単なのはどちらでしょうか。

この2年半ほど、両機種に対応したアプリ開発を30件ほど行ってきた経験からいうと、私の答えは「iPhone」です。

理由は、iPhoneのほうが、アプリ開発に必要な3種の神器が圧倒的に使いやすいから。

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アプリ開発に必要な3種の神器

アプリ開発に必要な3種の神器とは、

  • 開発環境(IDE)
  • 標準ライブラリ(SDK)
  • プラグイン

の3つを指しています。

「開発環境」とは、プログラムを書くためのツールです。文章を書く人なら「エディター」が該当します。

「標準ライブラリ」は、製造元(iPhoneならApple)が提供する純正パーツ。アプリに組み込んで使います。純正パーツが洗練されていると、自分が作ったアプリも洗練されたものになります。

「プラグイン」は、製造元以外の人が開発した非純正のパーツです。カスタマイズ・パーツとでもいいましょうか。最近のアプリ開発では、このカスタマイズ・パーツを使って開発効率を上げるのがデファクト・スタンダードとなっています。インターネット上には、親切な人が開発したカスタマイズ・パーツがたくさん公開されています。

Apple謹製の洗練された開発環境Xcode

iPhoneアプリの開発環境はこんな感じです。名前は「Xcode」といいます。

Xcode

見た目の通り、ビジュアルに使えるツールです。自分が作りたいものをビジュアルに確認しながら作れるため、高い開発効率を実現してくれます。

Androidでは、ここまでビジュアルに使えるツールがなく、基本的にプログラムを書いては実機に転送して動作確認、という面倒な手順をふみます。

標準ライブラリやプラグインも、iPhoneのほうが使いやすいものが多いように思います。

ということで、アプリ開発が簡単なのは「iPhone」だと思ってきました。

ところが最近

実は、iPhoneアプリの開発が徐々に難しくなりつつあります。

主な理由は、画面サイズが違う機種が増えたこと。現在では、iPhone 4/4S, iPhone 5/5C/5S, iPad2, iPad Air, iPad mini, iPad mini Retinaの6つの画面サイズ(解像度の違いを含む)を考慮して開発しなければなりません。

画面サイズが違うと、使用する画像の大きさや、操作感などを個別に作りこむ必要が出てきます。iPhoneアプリをそのまま拡大表示してiPadアプリにするわけにはいかないですからね。

ユーザーとしては画面サイズの選択肢が増えるのは良いことですが、ベンダーとしては1つのアプリを開発するためのコストが上がるので悩ましいところです。

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