タイムログアプリ「aTimeLogger2」を一週間使ってみた感想
2014/09/25
先日ご紹介した「aTimeLogger2」というタイムログアプリを一週間使ってみた感想です。
「aTimeLogger2」アプリの使い勝手の評価
使い勝手はかなり良いです。
「aTimeLogger2」には、タイムログの取り方が大きく分けて2通りあります。
- 作業開始時にぽちっ、作業終了時にぽちっ、といった感じで、作業の開始時と終了時にリアルタイムにボタンを押す方法
- 寝る前など、その日の作業を振り返りながらまとめて記録する方法
「aTimeLogger2」は、この2番目の方法がかなり使いやすく設計されています。おかげで、タイムログを取ることが苦になりません。
実際にやってみると、1番目の方法でリアルタイムにログを取るには相当な注意力と手間を要します。とにかく面倒くさい。iPhoneをポケットから取り出して、ホームボタンを押して、ロックを解除して、アプリを起動して、ボタンを押す。これを毎回忘れずにできる人なんているのでしょうか。
時計型などのウェアラブルデバイスならもう少し楽にできそうですけどね。
どっちみち後からまとめて記録することになるので、その使い勝手がいい「aTimeLogger2」はおすすめできるタイムログアプリだと思います。
タイムログを始めてわかったこと
次に、タイムログの効果など。
タイムログを始めて実感したのは、「体感時間」と「実際の経過時間」に相当の開きがあるということです。
せいぜい10分しか経っていないと思っていても、実際は30分も経っていた、といったことが何度もありました。
一例として、私は毎日の通勤時間をおよそ30分と思っていたのですが、測ってみると平均して45分もかかっていました。徒歩の時間、電車の待ち時間が意外と長いことが原因でした。
こういうことは、測ってみるまで分からないものです。
まさに「推測するな、測定せよ」(システムが遅いときは、原因箇所を頭で推測するのではなく、各箇所の速度を機械的に測定しボトルネックを見つけるのが近道である、という意味の格言)ですね。
見つかった自分の「悪いクセ」
また、自分の仕事の仕方に「悪いクセ」があることも見えてきました。
具体的には、作業の優先順位の付け方です。
「将来価値を生む仕事」にこそ最優先で取り組むべきと知っていながら、ついつい目先の事務処理や雑用に手を付けてしまい、時間を浪費しています。
これは意識することで直せる「クセ」だと思います。今後、意識して直していきたいと思います。
タイムログには実践するだけの価値がある
たかだか一週間の実践で、今までに気づかなかった時間感覚の狂いや、時間の使い方の悪いクセに気づけました。
タイムログには実践するだけの価値があると感じています。
この調子でタイムログを続けていこうと思います。