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アプリの画面レイアウト設計で苦労する3つのポイント

      2014/09/25

みなさん、こんにちは!

今日は、開発者の視点から、アプリの画面レイアウト設計で細かく苦労する点を3点ご紹介したいと思います。

「あ〜、開発者の人ってこんな細かいことで苦労しているんだな〜」と思って温かい目で見て頂けたら幸いです(^^;

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1. 多言語対応・・・文字数の違い

まず、多言語対応を1点目に挙げたいと思います。

英語などのアルファベット系の言語と、日本語・中国語などの漢字系の言語の間では、同じ意味を表す文章の文字数が大きく違います。

Webと違い、アプリは決められたスペースの中に文章を押し込めないといけないことが多いため、この文字数の違いが結構クリティカルになってきたりします。

英語用にスペースを取ると日本語の画面がスカスカになってしまい、日本語用にスペースを取ると英語用の画面に文章が入りきらない。英語用にスペースを取ってもスペイン語が入らない。そんなことが日常的に起こります。

アプリの多言語対応を行ったことがある開発者の方は、一度はこのことで悩まれたことがあるのではないかと思います。

結局、何度も言葉を選び直しながら調整しているのが実態で、本当に細かく苦労します。

2. OS別の違いの吸収・・・自然なのはiOS?

次に、AndroidとiOSの両刀使いの開発者を泣かせるのが、両OSの設計思想の違い。

中でも「タブ」に対する考え方がAndroidとiOSで違うことが、アプリの設計を難しくしています。

タブは、画面を大きく切り替えるために使う部品で、アプリを作るうえで必須の重要部品です。この重要部品に対する考え方が、AndroidとiOSで以下のように異なります。

  • Androidでは、画面の中にタブがあるという考え方(タブを切り替えても画面全体は切り替わらず、タブ配下の子画面だけが切り替わる)。
  • iOSでは、タブを使って画面全体を切り替えるという考え方。

個人的には、iOS型のほうが自然で使いやすいと思います。

Androidのアプリを開発するときは、このタブをどのようにユーザーに見せていくかという点で悩みます。

LINEやFacebookなどの有名アプリを見てみると、やはりiOS型のタブが使いやすいという結論なのか、割り切ってiOS型のタブの動きで統一しています。

Androidは、自由度が高いだけに、設計者の腕が問われるOSだと思います。精進精進。

3. シンプルさを保つ

最後に、アプリのシンプルさを保つ苦労を挙げたいと思います。

アプリは、バージョンアップしないと話題にならない、ユーザーが飽きてしまう、といったマーケティング上の理由で、必要以上にどんどん機能が増えていきます。

そうすると、画面の中はアピールしたい新機能でてんこ盛りになってしまい、いつの間にかごちゃごちゃに。

これをときどきメンテナンスして、シンプルな状態に戻してやる必要があります。

具体的には、古くなった機能やあまり使われない機能を、メニューの中や設定画面の中に移動し、ユーザーの目から隠します。場合によっては、まったく使われなかった機能をこっそり削ったりします。

こうして、アプリをいつも使いやすい状態に保っておくことにも細かく気を使っています。

アプリのユーザーの何割かは常に初めてのユーザー。一目見て「使ってみたい」と思ってくれるような雰囲気を目指して、メンテナンスを繰り返す日々です。

以上、アプリの画面レイアウト設計で細かく苦労する点を3点ご紹介いたしました。

アプリ開発に真剣に取り組むと、本当に細かい点に苦労しますが、そうした細かい改善がユーザーの声となって返ってくるので嬉しいですね。

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