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ビジネスモデルの作り方〜複利で増える銀行預金型モデルこそ最良のビジネスモデル?

      2014/09/25

みなさん、こんにちは!

今日は珍しくビジネス系の話題を連投です。

本記事では、これから起業でもしてみようかなという方を対象に、良いビジネスモデルの作り方をわかりやすく解説してみたいと思います。

※解説はわかりやすくを心がけますが、実行は難しい(自分もできていない)ということを最初にエクスキューズしておきます(笑)。

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ビジネスモデルって何だろう

ベンチャーの立ち上げ時によく聞かれる言葉である「ビジネスモデル」。

広い意味で使われる言葉ですが、「利益を上げながら成長していくための仕組み」と捉えると分かり良いようです。

ここで大切なことは、利益成長仕組みの3語が入っていることです。

どういうことかというと、

  • 利益を上げなければいつか倒産します。
  • 成長しなければいつまでたっても小さい会社のままです。
  • 仕組みがなければいつまでたっても人依存体質のままです。

ということです。

もし、ベンチャーを軌道に乗せて成長させていきたいのであれば、利益、成長、仕組みの3点を意識したビジネスモデルを構築することが肝要となります。

駆け出し経営者が陥りがちな罠

さて、上記3点の中で、駆け出し経営者(私を含む)が最もうまく扱えないものは何でしょうか。

それは、「成長」だと思います。

駆け出し経営者は、目先の利益ばかりに目が向いて、「成長」のことを後回しにしてしまいがちです。

もしくは、獲得した利益を事業に再投資して売上を拡大させていくという「成長のメカニズム」が、感覚として分かっていない人もいます。

その結果、どれだけ頑張っても成長できないビジネスモデルを起業当時に作ってしまい、そのまま突っ走っていってあえなく倒産、という罠に陥るケースが多々あります。

具体例を挙げると、人的営業で仕事をとってきて、納品したら次の仕事を探すような仕事をしている会社などは、よく当てはまるのではないでしょうか。

こうした会社は、仮に景気が良くて一時の利益を得たとしても、それを投資する先がないため、いつまでたっても成長できず、リスク分散もできません。

結果、よくて現状維持、いずれ悪くなって倒産ということになりがちです。

ハンター型経営者 vs アグリ型経営者

先ほど、成長のメカニズムが感覚として分かっていない経営者がいるという話をしました。

私は、そういう経営者の方を「ハンター(狩猟者)型経営者」と呼んでいます。

ハンターのように仕事を狩り、食べ終わったらまた次の仕事をハンティングするというタイプの方です。

反対に、成長のメカニズムが感覚として分かっており、じっくりと事業を育てていくタイプの方を「アグリ(農業者)型経営者」と呼んでいます。

短期的にはハンター型経営者も利益を上げることができますが、時間をかけて成長することはできません。

狩り場にいる獲物をすべて狩った後は、別の狩り場を求めて移動するしかなくなります。

長期的に見ると、アグリ型経営者のほうが大きな成果を上げる可能性が高いと言えるでしょう。

かといって、ハンター型経営者が駄目だと言っているわけではありません。

とにかく仕事を狩る才能はあるわけですから、成長のコツさえつかめば、時間とともにぐんぐん事業を伸ばせる可能性があります。

では、どうすれば良いのでしょうか。

成長の秘訣は複利計算にあり!

成長の秘訣は、複利計算にあります。

どんどん新しい仕事を取ってこなければ成り立たないビジネスモデルから脱却し、今日獲得した収益によって明日の収益が1%でも増えるようなビジネスモデルに改良すれば良いのです。

仮に1日1%ずつ収益が増えていったとすると、複利計算により1年後には約38倍の収益を出せるようになります。

計算式は以下のとおりです。

1.01^365=37.78…

2年間続けることができれば、約1428倍になります。

1.01^(365*2)=1427.58…

最初、1日100円しか収益が上がらなかったとしても、そうやって上がった収益を事業に再投資して1日1%ずつ収益を増やしていくことができれば、1年後には1日3,800円、2年後には1日142,758円の収益を上げることができるようになるということです。

ハンター型経営者は、この考え方が身に付いていないため、

「今日の仕事は終わった。さあ、明日の仕事を探しにいくか」

となりがちです。

そうではなく、

「今日の仕事は終わった。この収益を何に投資すれば、明日の収益を1%伸ばせるだろうか」

と考えるべきなのです。

ハンター型経営者がこの考え方を身に付けたとき、そして実際に自らのビジネスモデルに組み込んだとき、事業の発展が始まります。

決して、新製品を市場投入したり多角化したりすることで事業の発展が始まるわけではありません。

むしろ、事業の発展の仕組みがない企業がそういうことをすると、本業がおろそかになり、会社倒産の危機に瀕する可能性すらあります。

複利計算こそグロースハックの神髄

複利計算の考え方こそ、グロースハックの神髄というべきものです。

大切なことは、今日の成果を土台として明日の成果が増える仕組みを作るということです。

例を挙げて説明します。

あなたはECサイトを運営しており、現在、1日100人のお客様を集客できるとします。

どうすれば、明日は101人を集客できるだろうか、と考えてみてください。

このとき、「じゃあ広告を打ってみよう」というのはハンター型の考え方です。

そうではなくて、今日ウェブサイトに訪れてくれたお客様が100人もいたわけだから、そのお力を借りられないだろうか、と考えてみてください。

すると、ご友人をご紹介頂くような仕組みを作ってみてはどうだろうかという発想が出てきます。

また、一度ご来訪頂いたお客様に再訪して頂けるよう、価値の高いお知らせを送る仕組みを作ってみてはどうだろうかという発想も出てきます。

こういった改善を毎日毎日重ねることで、今日の成果を土台として明日の成果を増やしていくのがグロースハックの考え方です。

まとめ

本記事では、「良いビジネスモデルの作り方」をわかりやすく解説しようと試みました。

一言で言えば、「複利で成長する仕組みを作る」ということになります。

言うは易し、行うは難しです。

しかし、これすら分からずに起業する方もいますから(=私^^;)、何かの参考にして頂ければ幸いです。

以上です。

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