タイピングの速さとツールへの習熟が仕事の速さを大きく左右するにも関わらず、企業研修で軽視されているような気がする
みなさん、こんにちは!
前回更新からだいぶ間が空きました。
今回も懲りずに、どうしようもないネタでブログを更新してみたいと思います。
思考スピードでタイピングできますか
さて、今回は「タイピングの速さとツールへの習熟は仕事の速さを大きく左右するというのに、企業研修などで取り上げられる機会は少ないよね。どうしてだろうね。」という話です。
まず、タイピングについてです。
仕事でタイピングする機会は非常に多いと思います。メールを書いたり、資料を作ったり。
人によっては、仕事といえば会議か資料作りのいずれかしかない、という方も多いでしょう。
にも関わらず、自分のタイピングの速さに注意を向けている人はほとんどいないように思われます。
ましてや、企業向けの研修で、タイピングのスピード向上を主眼に置いた研修が行われているといった話は、まったく聞きません。
もちろん、タイピングが速くなるだけで良い仕事ができるわけではありません。
しかし、仮に同じ能力を持っている人が二人いたならば、タイピングが速い人のほうが仕事が速いのは明らかだと思います。
しかも、タイピングの速さなんて、1週間かそこらの練習で劇的に向上するのです。
社員の生産性を手っ取り早く上げることができる研修として、タイピング速度向上研修が積極的に行われてもいいのではないかと思いますが、どうもそういう風潮はないようですね。
ショートカットキーを使いこなしていますか
次に、ツールへの習熟についてです。
一般に、プログラマやデザイナーなどものづくりに関わっている方は、仕事で使うツールに非常にこだわり、その使い方を習得することに時間をかける傾向があると思います。
一流の方が仕事をしている様子を傍で見ると、体の動きに無駄やためらいが一切なく、流れるような動きで成果物を仕上げていく姿が見られ、感動すら覚えます。
それでは、一般企業においてはどうでしょうか。
パソコンの操作方法やオフィスソフトの使い方がわからず、何回も試行錯誤したり、周りの人に操作方法を聞いたりしている場面によく出会いませんか。
観察してみると、「コピーアンドペースト」や「ファイルを保存」といった操作を毎回マウス操作で行っていたりします。「Ctrl+S」などの便利なショートカットキーがあることを知らないのです。
1回の操作で数秒から十数秒をロスし、1日通してみると相当の時間をロスしているわけですが、本人たちに悪意はありません。
オフィスソフトでよく使うショートカットキーくらい、新入社員のときにみっちり教育したらいいと思うのですが、こちらも、多くの企業で軽視されているように思われます。
残業と肩こりへの特効薬としておすすめします
もしあなたが資料作成の仕事が多くて残業が多いことに悩んでいるなら、1週間ほどかけて徹底的にタイピングの練習をするとともに、仕事で使っているツールの使い方を改めて学んでみることをおすすめします。
また、様々な事情により残業を減らしたくない方(笑)であっても、肩こりの軽減のために、タイピングの練習とショートカットキーを覚えることをおすすめします。
デスクワークで肩こりが起こる原因として大きいのは、肘の動きです。
肘を動かすと肩の筋肉を使いますので、肩の筋肉が張って肩こりの原因になるのです。
タイピングが滑らかでなかったり、キーボードとマウスの間で手が頻繁に往復したりする人は、肩こりがどんどん蓄積してしまいます。
ピアニストの指先のように脱力してタイピングし、マウスは使わずショートカットキーを使うようにしましょう。
そうすれば、ほぼ指先しか動かさずに仕事ができるようになりますので、肩こりがだいぶ軽減されるはずです。
皆さんの悩みが解決することを祈ります。
それではまた。